たかが合唱、されど合唱・・・

 

 

コロナ禍の中での教育活動。その中で5・6年生は12月18日(金)の歌声タイムで、全日本合唱連盟のガイドラインに沿って、合唱発表を行いました。5・6年生が合唱を再開した1か月の中で、先生方の言葉の素晴らしさや子どもたちの変容を感じることができました。

6年生の主任の武田先生は、「『あなたに会えて・・・』という曲は、今の皆さんだから歌える曲です。」と、語りかけました。「コロナの影響で、いろいろ考えたり、悩んだり、歌詞にあるようにみんなは苦しんだよね。そんなみなさんだから、この歌は歌えると思います。」と。

5年生の主任の伊藤先生は、「COSMOS」の発表前に、5年生に「どうして合唱が大切なのか」を話しました。「歌を通して一つになれること、それが合唱だと思う。組立体操や卒業式の取組のように、一つになることで成長ができる。」と。

保護者の前でもなく、音楽祭でもない、本当にささやかな本校の全校歌声タイムでの発表に向けて、担任の先生方の言葉は、心に響きました。5・6年生の合唱発表に向けての授業での様子は、本当に素晴らしいものでした。マスクや一人ひとりのきょりが離れていて、声や響きを聴き取ることが難しい中で、一つに声を集めようと、集中して授業に臨んでいた5・6年生。そして、本番。指揮者の先生をじっと見て歌う姿、終わった後の姿、下級生の見本となるものでした。

いつも全力で何事にも取り組む子どもたちや先生方がいる竜王小学校は、素敵だなあと思います。2学期もそんな場面を何度も見ることができました。

【音楽の授業での合唱の様子】

マスクをして2mの間隔をとります。

〔6年生〕

〔5年生〕

【歌声タイムの発表に向けて語りかける先生方】

〔6年生〕

〔5年生〕