みみほうとう と クジラ肉

今日の給食は、形に特徴がある「みみほうとう」と高級な「鯨肉」のメニューです。

献立は、黒糖パン みみほうとう 鯨肉のみそケチャップ和え 切り干し大根のサラダ りんご 牛乳でした。

「みみ」とは、富士川町の十谷の地域で伝えられている郷土料理です。小麦粉をこねて伸ばし、一口大に切った正方形の生地の片側2つの角をくっつけて三角形にしたものを、野菜と一緒にみそ味で煮こんでつくる郷土料理です。

「ほうとう」に似ていますが「みみ」は、その形が特徴的で、農作業で使う「箕」という道具に似ていることから、その名前がついたと言われています。今日は麺屋さん手作りの「みみ」です。

とても縁起のよい食べ物とされ、お正月やお祝いの日に食べられていた料理です。もっちりとしていて食べ応えがありました。

ニタリクジラの赤肉です。コクがある深い味わいが特徴です。昔はよく食べられていたクジラですが、今はとても高価でなかなか見かけない食材となっています。

にんにく・生姜・酒・しょうゆでしっかり下味に漬け込んだ「クジラ肉」にかたくり粉をまぶして揚げます。

ふっくら揚がりました!臭みのないクジラ肉です。クジラの赤肉は低カロリー、高たんぱくな食材です。鉄分も多く入っています。

サイコロ状に切ったジャガイモを素揚げします。

揚げたクジラ肉とジャガイモにみそケチャップだれを合わせて完成です!

サラダは、さっぱりとした味つけです。シャキシャキした切り干し大根ともやしが入っています。

子どもたちは「このお汁は何?」「クジラの種類は?」「どこで捕れたの?」など、興味を持って給食を食べてくれました。