にんじんめし

今日の給食は、市川三郷町の郷土料理である「にんじんめし」です。

献立は、にんじんめし ホッケの竜田揚げ ほうれん草のごま和え 麩のみそ汁 さつまいもチップス 牛乳です。

市川三郷町の大塚地区で栽培されている「大塚にんじん」です。この大塚地区には「のっぷい」とよばれる肥沃なうえに石がほとんどない土壌があります。そのため、この土地で育てた大塚にんじんは土の中で1メートルもの長さまで成長するそうです。大塚にんじんは、オレンジ色も濃く、とてもおいしいにんじんです。

今年は「大塚にんじん」の収穫量が少なく、にんじんめしのすべてを大塚にんじんを使って作ることができませんでした。残念でしたが、八百屋さんが持ってきてくれた千葉県産のにんじんもおいしいにんじんでした。

にんじんの甘みが出るように煮て、ごはんと混ぜてつくりました。にんじんの色がきれいなごはんです!

「ホッケの竜田揚げ」です。ホッケに味がしみこむように、凍りそうな手で丁寧に下味をつけてくれました。

かたくり粉をまぶして揚げていきます。カラッと色よく揚がりました!

ホッケを揚げると皮もおいしく食べることができます。

「ほうれん草のごま和え」は、子どもたちもよく食べてくれる野菜の和え物です。

山梨県には、その地域で生まれ受け継がれてきた農産物や郷土料理がたくさんあります。「やまなしの食」を味わい、山梨の食文化を知ってほしいと思います。