初任者研修道徳の授業①「ロレンゾの友達」~本当の友情とは~

12月6日(金)に本校のお二人の新採用の先生が道徳の授業研究を行いました。2つの授業とも「友情」「信頼」に関する授業を行いました。まず、2校時に5年3組で、小宮山先生が授業を行いました。

【2校時:5年3組 授業者 小宮山先生 主題名「真の友情」 資料「ロレンゾの友達」】

アンドレ、サバイユ、ニコライの3人に、20年ぶりに彼らの友人であるロレンゾから会いたいという手紙がきました。しかし、刑事からロレンゾが会社のお金を持ち逃げしたかもしれないという話を聞きました。彼が会いに来たときにどうしたらよいか悩みます。アンドレは「逃がす」、サバイユは「自首をすすめるが、本人が納得しなかったら逃がす」、ニコライは「自首をすすめるが、本人が納得しなかったら、警察に知らせる」と3人の考えが違います。さあ、5年3組の子どもたちはどう考えたのでしょうか。本当の友情とは・・・。

①自分だったらどうするか、3人の中でだれの考えに近いかワークシートに書きました。

②次に、3人グループで意見を伝え合いました。

③そして、考えが近い人に自分のネームプレートを黒板に貼りました。

④どうしてそう考えたか意見を出し合います。

 

⑤意見を出し合う中で、考えが変わった人はネームプレートを動かしました。迷いがある子は、中間にネームプレートを動かしました。

 

⑥どの考えも友達もことを思っての考えでした。本当の友情とはなんだろうか、自分の意見をワークシートにまとめました。

友達のことを考えて行動しようとする、そのことをみんなで考えることができた授業でした!とても落ち着いた雰囲気の中で授業が進められ、子どもたちの授業に臨む態度にも感心しました。