4年生は,1学期から総合的な学習の時間に福祉について学習を進めてきました。10月5日(火)の5・6校時に総合の福祉の学習で車いす体験をしました。
15台ほど車いすを持ってきていただき,2人1組で実際に乗ったり押したりしました。
車椅子自体は見たことはあっても,実際に座って移動することは初めての子が多く,実際に座って移動してみると
「思っていたより押すのは手が疲れる!」
「先生!曲がるのが難しい。小回りするのがすごく大変。」
などなど,色々とつぶやきながらコースを進んでいました。
コースには,薄いマットで作られた段差がありました。歩いて乗るとなんてこと無い段差ですが,車いすで乗り上げるのは大変でした。
マットが2枚重なっている段差は,なかなか超えられない子も多くいました。
そういう時には後向きで越える方が,タイヤが大きいので進みやすいことを教えていただきました。
また,2人1組で押してコースを進む中で座っている人はすごく速く感じることが分かりました。
「上から声を掛けるのは怖いから,目線を合わせて話してあげると良いですよ。」
と教えてもらうと,みんな膝立ちで声を掛けていました。
いつかどこかで,車椅子の方をお手伝いすることがあったり自分が乗ったりすることがあったら,どんな風に操作したり,どんな風に押してあげたらいいのかがよく分かった様子でした。
2021年10月27日15時00分