3月21日(火)の献立…【6年生卒業おめでとう給食】カラフル混ぜご飯・鶏肉の竜田揚げ・野菜のさっぱり和え・すまし汁・チョコケーキ・牛乳
6年生の皆さん,明日は「卒業式」ですね。卒業おめでとうございます。今日は,6年間の小学校生活最後の給食です。毎日の給食の中で,想い出に残っている給食はありますか? 苦手な食材は少なくなりましたか?
給食室では,皆さんの心に残る給食となるよう,今日も一生懸命作ります。小学校生活最後の給食をゆっくり味わってください。
3月14日(火)の献立… 【6-2リクエスト給食】子どもパン・クリスピーチキン・カミカミサラダ・パンプキンスープ・焼きプリンタルト・牛乳
9日に続いて,『6年生のリクエスト給食』,今日は6年2組の皆さんです。今年は何回か提供しましたが,「クリスピーチキン」はとても好評でした。カリカリッとした表面の芳ばしさとジューシーな鶏肉を味わってくださいね。
「カミカミサラダ」には,根菜類を中心に和風のドレッシングで和えてありますが,「さきイカ」を加えると,名前のようにしっかり噛んで食べなければなりませんし,さきイカの風味で大変美味しくいただくことができます。一度,お家でも試してみてください。
3月13日(月)の献立…梅じゃこご飯・ホッケのスタミナ焼き・香り和え・すまし汁・きよみ・ミルメーク・牛乳
「ウメ」は中国原産のバラ科の落葉樹で,日本には奈良時代以前に入ってきたといわれています。ウメは,花も実も紅葉も楽しめるため,庭木として重宝されました。平安時代まで花見といえば,桜ではなく梅の花を指していました。梅干しの酸味の成分はクエン酸といいます。クエン酸はジュースの酸味料として使われています。ビタミンCと同じようなはたらきをもち,疲れをとってくれたり,体の調子を整えたりと,いいことずくめの食材です。抗菌・殺菌作用もあるので,梅干しを入れた料理は腐りにくく,保存に適します。じゃこは,イワシなどの稚魚を干したもので,カルシウムがたっぷりふくまれていて、体をつくるはたらきがあります。
今日の「梅じゃこご飯」の具は,梅干とちりめんじゃこを使っています。さっぱりしていて食べやすく,とてもおいしいですよ。また,牛乳に「コーヒー味のミルメーク」をつけました。上手に牛乳に入れてくださいね。
3月10日(金)の献立…カレーライス・福神漬け・れんこんサラダ・手作りアップルパイ・牛乳
今年度の給食の日も残り僅かとなってきました。今日は定番中の定番「カレーライス」です。どこの家庭でもカレーライスを作ることと思いますが,その味は「一軒一軒みんな違う」と言われるほどです。給食室では,一つの大きなお釜(「回転釜」という大きな釜状の鍋)で360人分を作ります。大きなお釜でたくさん作るからこそ生まれる『味』があると思います。今日は大鍋で作ったカレーを味わってください。デザートは,先月,とっても好評だった『手作りアップルパイ』をもう一度,提供します。
3月9日(木)の献立… 【6-1リクエスト給食】ワカメご飯・海老フライ・ナムル・豚汁・お米タルト・牛乳
6年生の皆さん,もうすぐ卒業ですね。今日と14日は『6年生のリクエスト給食』です。今日は6年1組の皆さんが,バランスも考えながら立てた献立です。塩味のきいたワカメご飯と大きな大きなぷりぷりの海老フライを味わってください。ホウレン草たっぷりのナムルや具沢山の豚汁もおいしいですよ。
3月6日(月)の献立…麦ご飯・揚げジャガイモのそぼろ煮・ツナサラダ・かき玉汁・ヨーグルト・牛乳
今日は子どもたちが大好きな「揚げジャガイモのそぼろ煮」です。
材料(4人分):ジャガイモ:中4個,豚挽肉(鶏挽肉でも可):100g,砂糖:大さじ2と1/3,
酒:小さじ1/2,水:適量,片栗粉:小さじ1強,
1. ジャガイモは皮をむき食べやすい大きさに切り,水にさらす。
2. 水気を切ったジャガイモを油で揚げる(素揚げ)。
3. 調味料(砂糖・醤油・酒・水)を熱し,挽肉を固まらないように煮て,そぼろをつくる。
4. 水溶き片栗粉を加えとろみをつける。
5. 素揚げしたジャガイモを加え,そぼろあんをからめて仕上げる。
*いろどりに季節の野菜を。今日はグリーンピースですが,インゲン,人参などもきれいです。
新ジャガの時期には,特にお薦めです。
簡単な割には,おいしいと喜ばれるメニューです。是非,挑戦してみてください。
3月3日(金)の献立…ちらし寿司・赤魚の西京焼き・五色和え・ワカメのすまし汁・ひな祭りゼリー・牛乳 (すでにお知らせ致しましたとおり,今日の給食には,「海苔」を使用しておりません)
今日は「ひな祭り」。日本には平安時代を起源とする「五節句」【人日(七草がゆ)1/7」「上巳(桃の節句)3/3」「端午(菖蒲)の節句5/5」「七夕(星祭)7/7」「重陽(菊)の節句」9/9】という行事があり,季節の節目に身の穢れを祓い,健康長寿や厄除けを願う風習がありました。おめでたい日は健康を願って身体にいいものを食べようという習慣が古くからあります。『ひな祭り(桃の節句)』は女の子のための行事。女児の初節句にはひな人形を用意し,健やかな成長と幸せを願いながらお祝いをします。
給食では,ちらし寿司とワカメたっぷりのすまし汁,ひな祭りゼリーを出しました。「ひな祭りゼリー」は菱餅をイメージしています。下から(写真は,ゼリーカップから出したままの状態ですので,上下が逆になっています)緑,白,桃色と重なっていて,緑には厄をはらい増血効果のあるヨモギ,白には血圧を下げる効果があるヒシの実,桃色は解毒作用のあるクチナシを加えて健康を祝うとされています。(ゼリーには,ヨモギ・ヒシの実・クチナシは使っていません)おいしく味わってもらえたでしょうか。
2月28日(火)の献立…〈セレクトパン〉チョコクルクルパンまたはイチゴクルクルパン・かぼちゃのコロッケ・マカロニサラダ・白菜スープ・メロンゼリー・牛乳
今日は2種類の『クルクルパン』からお好みを選ぶ〈セレクトパン〉です。用意したのは,定番の「チョコ」味と春の果実「イチゴ」味。あなたはどちらを選びましたか? 一口食べると,チョコやイチゴの香りがお口の中一杯に広がったことでしょう。カボチャの甘みがおいしい『かぼちゃのコロッケ』とともに,セレクトしたパンを召し上がれ。やさしい味の『白菜スープ』も味わってくださいね。
2月23日(木)の献立…豆入り韓国風丼・かみかみサラダ・ワカメスープ・洋梨コンポート・牛乳
今日の『豆入り韓国風丼』には,甲州ワインビーフを使います。「甲州ワインビーフ」は私たちの住む甲斐市北部にある標高1000mの平見城地区の牧場で,ワインの生成時に発生するブドウの搾りかすを飼料の一部として与えて肥育(ひいく)された牛の肉です。生後6ヶ月から1年半の間,混合飼料にワインの搾りかすを混ぜて与えます。ワインの効果により肉が柔らかくなるだけでなく,ワインに含まれるポリフェノールの効果も有効であるため健康にもいいとされています。
豆板醤(トウバンジャン)の韓国風味付けで,カラーピーマンやタマネギ,お豆と一緒に甲州ワインビーフを味わってください。
2月17日(金)の献立…カレーライス・健康サラダ・手作りアップルパイ・牛乳
今日はみんなの大好きなカレーライスと手作りアップルパイです。
リンゴの収穫は9月中旬から11月中旬ですが,長期の貯蔵(およそ9ヶ月間)が可能であるため,ほぼ一年中食べることのできる果物です。また,『1日1個のリンゴは医者を遠ざける』という諺があるように,リンゴは栄養価が高い果実として,世界中で生のまま食用にするほか様々に調理して食べられてきました。さらには,旧約聖書に登場するアダムとイヴが,蛇にそそのかされて食べた「善悪を知る果実」(禁断の果実)はリンゴだとされています(旧約聖書の舞台となったメソポタミア地方にはリンゴは分布せず,またその時代にリンゴは食べられていなかった)。最近では,ペンが刺さったリンゴが話題になっていますが…。なお,山梨県のリンゴの生産量は国内13位(H27)だそうです。
ということで,今日のデザートは調理員さんたちが心を込めて一つ一つ『アップルパイ』を手作りしました。
2月15日(水)の献立…そぼろご飯・かつおフライ・おでん風煮・味噌汁・おさつスティク・牛乳
「そぼろ」というと,白いご飯の上に鶏の挽肉(鶏そぼろ)が乗った駅弁を思い浮かべる人も多いかと思います。今日のそぼろご飯は,甘辛く味付けし鶏の挽肉をご飯に混ぜて味わってもらいます。そぼろと一緒に入っているゴボウもおいしいですよ。
カツオは,日本近海でとれる大型魚で,刺身やたたきなどで食用にするほか,鰹節の原料でもあり,日本の魚食文化とは古くから密接な関係がある魚です。臭いが気になる人もいますが,フライにすることで臭味は気にならないと思います。ふっくらサクサクのカツオのフライを味わってみてください。
2月14日(火)の献立…こどもパン・ミートグラタン・グリーンサラダ・コーンクリームスープ・チョコプリン・牛乳
寒い季節には,熱々のグラタンをフーフー言いながら…,身体が温まりますよね。グラタンはマカロニやニョッキといった具材やソースを工夫することでたくさんの味を楽しむことができますが,今日は挽肉とデミグラスソースのボリュームのある「ミートグラタン」を「コーンクリームスープ」とともに味わってください。デザートは今日の『バレンタインデー』に合わせて,「チョコプリン」にしました。
2月9日(木)の献立…麦ご飯・鮭のちゃんちゃん焼き・磯和え・じゃが餅入り汁・メロンゼリー・牛乳
北海道では豊かな自然と広い土地を生かし,大型機械を使った大規模農業が盛んです。また,周囲が海に囲まれているので様々な魚介類がとれ,水産業もたいへん盛んな地域です。
今月の「日本の給食」は『北海道』。北の大地の産物をたくさん味わってみましょう。
まず「鮭のちゃんちゃん焼き」。北海道の豊かな自然が生んだ代表的な郷土料理です。タマネギやキャベツ,ニンジンなど,たっぷりの野菜と鮭を鉄板の上で蒸し焼きにします。味噌をベースにした味付けです。鮭の身をほぐし野菜と混ぜ合わせていただきます。
もう一品は「じゃが餅入り汁」です。ジャガイモ餅は,フライパンなどで焼いて食べることが多いですが,今日は汁に入れてみました。もちもちとした食感を楽しんでください。デザートのメロンゼリーも北海道の味です。
2月8日(水)の献立…麦ご飯・鶏肉と野菜の甘辛煮・白菜のごま和え・大根の味噌汁・牛乳(ミルメーク・コーヒー味)
鶏肉とじゃがいもで満足感もたっぷり,甘辛おかずが大好きな子ともたちに「鶏肉と野菜の甘辛煮」を作りました。野菜もおいしく食べられると思います。「甘辛煮」は,ほかにもいろいろな肉や野菜でアレンジできます。
寒さのためでしょうか,最近,牛乳の残量が多くなっています。そこで今日は「ミルメーク」を付けました。牛乳には皆さんの成長に大切な栄養がたくさん含まれています。「ミルメーク」を入れて,おいしく飲んでください。
① ストローの差し込み口から,ミルメークを注入します。
② 差し込み口を抑えながら,牛乳パックをシェイクします。 白い牛乳は,ほんのり甘い「コーヒー牛乳」に大変身です。
2月7日(火)の献立…ツナチーズトースト・ひじきのペペロンチーノいため・ミネストローネ・ぶどうゼリー・牛乳
「ひじき」というと,醤油,砂糖などで煮て食べる「ひじきの五目煮」が一般的ですね。また,
最近では,「ひじきご飯」に加え,サラダ,酢の物,天ぷらなど幅広い料理に利用されています。今日は和食の煮物のイメージから離れて,ベーコン・にんにくと一緒にオリーブオイルで炒めて洋風にしてみました。今日は豆板醤(トウバンジャン)を使っていますが,鷹の爪(トウガラシ)でピリッとした大人の味にもなります。パスタとあえても,おいしくいただけますよ。
2月3日(金)の献立…ほうとう・イワシの竜田揚げ・大根の梅和え・福豆・牛乳
今日は,暦の上では季節の変わり目(冬の終わりの)『節分』です。「鬼は外,福は内」のかけ声とともに豆をまく(豆をまくのは「魔滅(まめ=魔を滅する)」に通じるため)行事が各地で行われます。また,門口にヒイラギの小枝とイワシの頭(柊鰯)を飾るのは,柊のあのギザギザした葉が鬼の目に刺さり,焼いたイワシの匂いで鬼が逃げるからだと言われています。
最近では,節分の時に「恵方巻きを食べる」ことがありますが,これにも「福を巻き込む」という願いがあるそうです。本来「恵方巻き」には七福神にならって,7つの具材を入れるものだそうです。ちなみに,恵方巻きを切らずに丸かぶりするのは,神様との「縁が切れないようにする」ためなのだそうです。
給食では「節分」にちなんで,イワシの竜田揚げと福豆を提供しました。イワシは臭いが強く,苦手…という人が少なくありません。給食ではイワシを食べやすくするために「竜田揚げ」にしてみました。明日から暦の上では『春』を迎えますが,まだまだ寒い日もあります。給食を残さず食べて,寒さを乗り越えてくださいね。
1月31日(火)の献立…チーズホットドッグ・ポテトサラダ・コンソメスープ・洋梨のコンポート・牛乳
パンにフランクフルトソーセージ,味付けはマスタードとシンプルなのだけど,おいしいのがホットドック。今日の給食では,マスタードではなく,トマトソースとチーズで味付けをしました。さっぱりとしたコンソメスープとの相性もいいと思いますよ。
ちなみに,アメリカのナショナル・ホットドッグ・ソーセージ評議会の声明によれば,ホットドッグはサンドイッチの一種ではなく,独自の食種に区分されるそうです。また,日本では通常はパンの底面に対して垂直に切り込みが入れられていますが,日本以外のほとんどの国では水平にスライスされています。なぜでしょう,不思議ですね。(COSTCOのフードコートのホットドッグのパンは水平にスライスされています)
チーズホットドッグをほおばる『おいしい顔』の1年生(顔は加工してあります)
1月27日(金)の献立…ほうとう・鶏肉の梅ジャム煮・もやしのゴマ和え・ぶどう蒸しパン・牛乳
給食週間最終日は,何と言っても「うんまいもんだよ,かぼちゃのほうとう」です。全国に名前の知られた山梨のソウルフード『かぼちゃのほうとう』の登場です。この冬にも,お家で「ほうとう」を食べたことでしょうが,味も具材も一軒一軒少しずつ違うのが『ほうとう』の良さではないでしょうか。今日はたっぷり野菜入りの「玉小の味」を楽しんでください。
また,「鶏肉の梅ジャム煮」には,敷島地区で生産されている甲州小梅のジャムと梅ワインを使ってサッパリと仕上げています。サイドメニューは,県産ぶどう果汁入りの蒸しパンです。
1月26日(木)の献立…麦ご飯・富士桜ポークの生姜焼き・ごぼうサラダ・キノコの味噌汁・リンゴ・牛乳
第4日目,今日の「山梨の味」は,柔らかく臭みの少ない「富士桜ポークの生姜焼き」ですよ。
B級グルメ「とりもつ煮」で一躍有名になった『山梨グルメ』ですが,地元山梨でもあまり知られていないのが,豚肉や養豚の歴史です。昭和35(1960)年,日本で初めて山梨県が海外の大型種の導入や飼料用とうもろこしでの豚の飼育などを手掛け,養豚技術では最先端を行っていました。後にこの技術が全国に普及していきました。そんな山梨が全国に誇る豚肉が「富士桜ポーク」です。
1月25日(水)の献立…大塚にんじんご飯・イカの西京焼き・鳴沢菜和え・味噌汁・山梨県産桃ゼリー・牛乳
第3日目,市川三郷町の大塚地区で栽培されている『大塚にんじん』を使った炊き込みご飯と富士山のふもと:鳴沢村で栽培されている『鳴沢菜』の和え物,県産の桃果汁で作ったゼリーです。
『鳴沢菜』は,江戸時代以前から栽培されていて,長野県で栽培されている「野沢菜」とは異なる系統の野菜で,山梨県固有の貴重な作物の一つです。浅漬や醤油漬などの漬物利用が一般的ですが,鳴沢村では,昔から葉や蕪を干して貯蔵し(根は切り干し),おじやや味噌汁の実として利用しています。
【上】「にんじんご飯」と「大塚にんじん」 【下】「鳴沢菜和え」と「収穫した鳴沢菜」,「鳴沢菜の畑」
1月24日(火)の献立…丸パン・ハンバーグトマトソースがけ・大根のツナ和え・コンソメスープ・蜂蜜レモンゼリー・牛乳
第2日目,みんなの大好きなハンバーグです。今日の「山梨の味」は,ハンバーグのトマトソースに,ドラゴンパークのすぐ近くで栽培されている「赤坂とまと」を使っています。『赤坂とまと』は,お天気のよい日は,冬でもハウス内が27℃にもなる栽培ハウスの中で,水耕栽培(肥料を水に溶かした養液によって栽培する養液栽培)によるトマトの生産をしています。
水耕栽培による「赤坂とまと」のハウス内の様子(「赤坂とまと」HPから)
今日から27日まで『給食週間』です。
1月23日(月)の献立…八幡芋ご飯・ホッケの塩焼き・コーンサラダ・湯葉のすまし汁・山梨県産ぶどうゼリー・牛乳
昭和25(1950)年,学校給食による教育効果を促進する観点から,文部省(現:文部科学省)が1月24日から1月30日の1週間を『学校給食週間』としました。本校では暦の関係から,今日23日から27日の一週間を『給食週間』とします。給食週間では,地元「山梨の味」をじっくり味わう機会としてみました。
第1日目,今日はみんなもよく知っている甲斐市の「八幡芋ご飯」と身延町の湯葉を使った「すまし汁」,「県産ぶどうゼリー」を繰り合わせてみました。
1月18日(水)の献立…麦ご飯・豚肉のピリ辛炒め・春雨サラダ・中華スープ・杏仁豆腐・牛乳
「春雨サラダを食べたい」というみんなのの要望に応えて,今日は『春雨サラダ』の一品が加わった中華風献立です。
春雨は西暦1000年前後には中国で作られ,リョクトウ(緑豆=「もやし」の原料となる豆)やジャガイモ,サツマイモから採取されたデンプンを原料として作られる乾燥食品です。
中国語では「粉条」(フェンティアオ)と呼び,『春の雨』になぞられた名前は日本で付けられたものだそうです。タイ料理では,トムヤムクンなどのスープ料理に春雨を入れることもあります。
← 調理前の乾燥した状態の「春雨」
1月16日(月)の献立…豚丼・八幡芋サラダ・かき玉汁・バナナ・牛乳
八幡芋(里芋)を使った料理はたくさんありますが,給食では,八幡芋のおいしさを味わうことのできる「八幡芋ご飯」にしていますが,今日は甲斐市の特産品「八幡芋」を使ったサラダに挑戦してみました。いつもとは違う食感や味を楽しんでください。
ジャガイモの替わりに八幡芋を使った「八幡芋コロッケ」もおいしいですね。
1月11日(水)の献立…麦ご飯・鮭の塩焼き・筑前煮・ワカメの味噌汁・海苔ふりかけ・牛乳
今日から3学期の給食スタートです。今学期も栄養士・調理員が一生懸命給食を作ります。残さず食べてくれると嬉しいな。
さて,今日のおかずの「筑前煮」は,九州北部(おもに福岡県)の代表的な郷土料理です。福岡県では『がめ煮』と呼ばれている料理です。「筑前煮」の名前は,学校給食の普及により郷土料理の一環として全国に浸透しました。『がめ煮』の由来には諸説いろいろあるようですが,豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592-93年)の時,兵士たちがあり合わせの材料を煮込んで食べたのが始まりとも言われています。『がめ煮』は,正月料理や祝いの席での料理として作られるほど地元では欠かせないソウルフードだそうです。 下の写真は,今日の1年生の給食風景
12月20日(月)の献立…バターロールパン・クリスピーチキン・クリスマスサラダ・コーンスープ・クリスマスケーキ・牛乳
2学期は75回給食がありましたが,おいしく食べてもらえたかな? 完食してくれるクラスが増えて,調理員さんたちもとても喜んでいます。
今日は2学期最後の給食です。みんなのリクエスト第1位の「クリスピーチキン」に,クリスマスケーキも添えました。一足早い「クリスマス給食」です。赤・黄・緑の色鮮やかな野菜を白いフレンチドレッシング(雪?)で和えたクリスマスイメージのサラダはいかがでしたか?
12月19日(月)の献立…麦ご飯・鮭の塩焼き・もやしのごま和え・なめこの味噌汁・納豆・牛乳
「納豆」ほど,好き嫌いがはっきり分かれる食品はないでしょうね。玉小では「好き」と言ってくれる子が大勢いて,とても嬉しいです。納豆は,栄養が豊富で健康に良い食品として知られています。食物繊維が豊富で便秘を解消してくれたり,血栓を溶かす「ナットウキナーゼ」の働きで動脈硬化の予防をしたり,骨を丈夫にするカルシウムやビタミンKが含まれています。さらに腸内細菌を整えたり,肌にもとても良いものです。「納豆」は食材としても様々な応用ができます。「こんなにおいしい食べ方があるんだ」と工夫してみてください。
(右)油揚げに納豆・チーズ・浅葱をのせて,オーブントースターで焼くと…。
12月15日(木)の献立…麦ご飯・ほっけの塩焼き・野菜とツナのマヨサラダ・あおさの味噌汁・ぶどうゼリー・牛乳
「ほっけ」「ツナ(マグロ)」「あおさ」と,海の幸を使ったメニューにしてみました。「あおさの味噌汁」というと,お寿司屋さん定番のサイドメニューのイメージがあります。名脇役として「あおさ」はいろいろな料理に使われていますが,海の緑黄色野菜と呼ばれるほど栄養豊富な食材です。お好み焼きやたこ焼きの「青のり」も多くは「あおさ」が使われています。今日は白味噌仕立ての味噌汁で「磯の香」を楽しんでください。ぶどうゼリーは,県産のぶどうを使っています。
12月12日(月)の献立…豚丼・ツナサラダ・吉野汁・洋梨のコンポート・牛乳
今日は,栄養・ボリューム満点の「豚丼」です。お肉と野菜がたくさん入っています。「丼物」は食べやすいので,さらさらと食べてしまいがちですが,よく噛んで味わって食べてくださいね。
もう一品は奈良県吉野地方の郷土料理,とろ~り暖まる「吉野汁」です。すまし汁に葛粉(くずこ)を溶いて流しこみ,とろみをつけた汁。あんかけのように,口当たりがよく,冷めにくいので,寒い時期には体が温まります。葛の主産地が奈良県吉野地方であるところから,この葛粉を使った料理に「吉野」という名が付けられ,吉野煮,吉野揚げなどの料理もあります。葛粉は,現在貴重品になり,代わりにかたくり粉を使っています。
12月 2日(金)の献立…きつねうどん・たこ焼き・白菜の和え物・みかん・牛乳
今日の「日本の給食」は大阪府です。江戸時代には「大坂(江戸時代までの表記)」は日本の商業の中心地として『天下の台所』とも呼ばれ,日本全国各地から様々な食材が集まりました。今も大阪の「たこ焼き」「お好み焼き」「ネギ焼き」といった小麦粉を使った食べ物の『「粉もん」庶民の文化』は有名です。お手頃価格で,誰でも気取らずに気軽に食べることができる,さらにおいしくて簡単に作れる,徹底した「庶民感覚」から生まれた料理として定着したようです。
今日の給食では,大阪生まれの「きつねうどん」と「たこ焼き」をメニューにしました。
11月29日(火)の献立…ロールパン・手作りハンバーグきのこソース・花野菜サラダ・コンソメスープ・オレンジ・牛乳
今日は,皆さんの大好きなハンバーグです。調理員さん達が手でこねて,一つ一つハンバーグを作りました。「きのこソース」も給食室で作った玉小オリジナルソースです。地元の赤坂トマトをベースに,シメジやエノキタケをたっぷり入れました。ふんわりとしたハンバーグの仕上がりとチョッピリ酸味のきいたソースをおいしく味わっていただけましたか。
11月28日(月)の献立…手巻き寿司・ハタハタの唐揚げ・小松菜のサラダ・すまし汁・ブルーベリーゼリー・牛乳
「ハタハタ」は秋田県の県魚として指定され,冬の訪れを告げる魚として知られています。漢字では,「魚」に「神」で「鰰」と書きハタハタと読みます。そのため,縁起の良い魚として,よくお正月などに食べられています。今日の給食は,低温でじっくり揚げることで骨までカリッと食べられてとってもおいしい唐揚げです。育ち盛りの皆さんにも丸ごと食べてもらえるので,栄養満点でおすすめです! サクサクふわっふわっの唐揚げはいかがですか?
主食は「手巻き寿司」です。1年生,上手に海苔で巻いて食べてね。
11月25日(金)の献立…ナン・ドライカレー・ポテトフレンチサラダ・クラッシュゼリー・牛乳
『ナン』についての豆知識…インド料理を代表するパンとしてよく知られていますが,生地をへら型にのばしてタンドゥールと呼ばれる窯の内壁に貼り付けて焼いたもので,インド料理店でカレーを食べる際に提供されることが多いようです。「インド人は,毎日ナンを食べている」「インドの主食はナンである」と思っていませんか? 実は違うんです。インドでは大きなタンドゥールを持つ家庭は少なく,精白した小麦粉で作るナンは贅沢品です。ほとんどのインド人はナンを日常的に食べることはなく,インドでもナンは「テイクアウトするもの」または「レストランで食べるもの」なのです。では,チョッピリ辛め(?)のドライカレーをナンに付けて食べてください。
11月18日(金)の献立…八幡いもご飯・サワラの香味焼き・白菜の和え物・湯葉のすまし汁・柿・牛乳
あさって20日は「県民の日」です。県民の日には少し早いですが,給食では県内産の湯葉(身延町)と甲斐市産の八幡いも(3年生が「総合」の学習で育てた【八幡いも】も使っています)を使ったメニューにしてみました。「地産地消」をテーマに,地元のおいしい食材を味わってください。もちろん,お米は甲斐市産です。
3年生が育てた「八幡いも」(調理前)
11月17日(木)の献立…タンメン・手づくりシュウマイ・大根サラダ・洋梨コンポート・牛乳
今日は中華風のメニューです。タンメンのサイドメニューのでっかい「シュウマイ」は,調理員さんたちが一つ一つ作ったシュウマイです。お味はいかがでしょうか。皆さんから「おいしかったよ」と言ってもらえるようにと,一生懸命頑張りました。
11月15日(火)の献立…セルフカツバーガー・健康サラダ・ミネストローネ・グループフルーツ・牛乳
今日はみんなが大好きな「カツバーガー」です。給食では,自分で丸パンに「チキンカツ」をはさんで食べてくださいね。サラダの野菜を一緒にはさんで食べると,さらにおいしくいただけると思います。具だくさんのミネストローネで身体も温めて,寒さに負けない体力も付けてください。