良い年末年始をお過ごしください(校長だよりN039)

冬休みに入ります。子供もたちの中には冬休みは「寒くて勉強が思うように進まないからある。」と考えている子もいるようですが,寒さのせいなら『2月』の頃の方が適当でしょう。冬休みがこの時期にあるのは,人間の歴史と関係あるように思います。

文化を受け継いでいく

*冬休みに入ります。子供もたちの中には冬休みは「寒くて勉強が思うように進まないからある。」と考えている子もいるようですが,寒さのせいなら『2月』の頃の方が適当でしょう。

冬休みがこの時期にあるのは,人間の歴史と関係あるように思います。

人間は長い歴史の中で様々な文化を創り出してきました。

暮れや正月にもそうした文化があります。学校では到底経験できないような大切なものがあるから学校から子供たちを地域に返して冬休みとして生活させるのです。

ですから「暮れの忙しさと正月の楽しさ」を十分に味わわせたいものです。

コロナ禍のもと,ステイホームが多くなるのでしょうが,テレビの前で「ごろ寝」ではこうした文化を受け継ぐことは出来ません。令和5年への新しいステップとしてぜひ良い経験が積める休みであって欲しいと思います。

 

○命の大切さは繰り返し

*年末年始は別として,休み中,子供だけで過ごす日も家庭によってはあるかもしれません。どうぞ,自転車の乗り方や友達との遊びの内容について,よくよく話し合っておいてください。

『口うるさいなあ』と子供から思われても,ひるむことなく親の考えを良い意味で押しつけて欲しいと思います。命の大切さは繰り返し,繰り返し語っても決してすり減ってしまうようなものではないはずです。

 

*子供たちには自分の命を自分の力で守る力(智恵)をしっかりと身につけて欲しいものです。

交通事故に遭わないようにする力(智恵),

病気にかからないようにする力(智恵),

犯罪に巻き込まれないようにする力(智恵)などです。

そして一人前の大人として社会へ出てはたらいていける力を徐々につけていくことが出来るようにさせたいものです。

 

*どの子も,どの家庭も,よい年末年始を過ごせますように。

私たち双葉東小職員も年末年始でしっかりと心と身体の充電をいたします。