校長だより No20

*まずは,コロナ陽性となって苦労されている御本人及び御家族の皆様にお見舞い申し上げるとともに,一日でも早い回復をお祈りいたします。また,学級閉鎖の措置に伴い御協力いただいていることに感謝いたします。

あわせて,今般の閉鎖措置等について不要な憶測や中傷といったこともなく、感染された方がある程度特定できていたとしてもその御家族のことをおもんばかっていただいていることに深く御礼申し上げます。

 

*県下の学校でも7月初旬とは比べられないくらいのコロナ感染の広がりに驚いています。本校でも学校関係者の感染が確認されたために,3年生,4年生,6年生の1クラスを学級閉鎖としました。(これを読まれている頃にはまた状況が変わっているかもしれませんが・・・・。)

 

*ところで,インフルエンザとコロナでは「学級閉鎖等」の扱いに大きな違いあります。

インフルエンザではクラスの何割かが感染状況にあるという広がりもって学級閉鎖・学年閉鎖・臨時休業等の措置を取ることとなっています。例えば,「クラスで●人以上,インフルエンザに罹患したので学級閉鎖にする」と言った具合です。しかし,甲斐市では現在令和4年4月14日付け甲斐市教育委員会からお知らせした通知のとおり,コロナ感染に係る「学級閉鎖等」の措置については次のようになっています。

「感染者(1名でも)の報告があった際,その学級は下校させ、すみやかに学級閉鎖1~3日の措置をおこないます。」

ですから,今回の場合も単に感染者数の多さではなく「(1名であっても)感染があった」という事実に基づいての閉鎖措置となったわけです。

 

*本校に限ったことではないでしょうが,感染された方の話を聴くと,家に帰るまでは朝から元気だったけど,夕方から急に発熱をして・・・という事例が少なくありません。学校でも体調の変化には充分留意しますが御家庭でも御配慮いただければ幸いです。また,子供自身が「体調が悪くなった(困ったことがあった)」と感じたら自分自身の口でそれが担任に伝えられることも育てたい力です。感染防止とともに引き続き御指導御協力をお願いします。