校長だより No21

以前ある先生から『何か心の乱れがあると,持ち物に変化がある』と教えてもらったことがありました。そういう意味では,子供の持ち物にいつも注意を払っておいてください。小遣いの範囲を超えるような小物が増えている時などは要注意です。自由な時間がぐっと増える夏休みだからこそ細やかな目を向けて欲しいと思います。

さぁ,夏休み

 

*いよいよ夏休みを迎えます。ここまで大きな事故や大きな事件に見舞われることなく過ごせたことは,ひとえに保護者の方の御協力御指導によるものだと深く感謝いたします。

 

*楽しい夏休みに入るということで落ち着きを欠いてしまうことがないようにと願っています。長期の休業や卒業前など子供たちの中に落ち着きのなさが感じられることが時にあります。

こんな時,普段なら決してしないような失敗をしてしまう子も出てきます。例えば,ガラスを割ってしまったり,自転車で転んでケガをしたりなどといったこともそうです。

 

*「自転車や飛び出しによる交通事故,万引き,不審者との遭遇,火遊び等々。」こうした注意を何度も子供たちに話しています。自転車の二人乗りや危険な遊びなどはよその子であっても厳しく注意をしてほしいと思います。

夏休みはとかく開放的な気分になりやすい時期ですのでお家の方にも手綱を締めておいてほしいと思います。夏休みの課題をしっかりと仕上げたり,思い出をつくったりすることも大切ですが,まずは健康で安全に過ごすことが何よりも優先される休みであって欲しいと思います。

 

*また,年齢が上がるにつれて自立心が育ってきます。

その自立心が発達しているからこそ,物やお金のトラブルが起きることがあります。

以前ある先生から『何か心の乱れがあると,持ち物に変化がある』と教えてもらったことがありました。そういう意味では,子供の持ち物にいつも注意を払っておいてください。小遣いの範囲を超えるような小物が増えている時などは要注意です。

自由な時間がぐっと増える夏休みだからこそ細やかな目を向けて欲しいと思います。

 

そして,何ものにも代えられない命を大切にする,大切なことは繰り返し,繰り返し御家庭でも伝えてください。