暑い日の中休み,こんな放送が流れてきました。
「熱中症の危険が高いので,外に出るときは,必ず帽子をかぶりましょう。」
すると,子どもたちは嬉しそうに帽子を手に校庭へと向かっていきます。
一方で,
「熱中症の危険が非常に高いです。外での運動は控えましょう。」
という放送のときには,残念そうな表情を見せながらも,静かに教室へ戻っていきます。
これらの放送は,養護教諭が毎日中休み前に暑さ指数を測定し,その結果に応じて保健委員会の子どもたちが流してくれているものです。
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驚くのは,放送があるまでは誰一人として校庭に出ないこと。
遊べることを願いつつも,じっと耳をすませて待つ子どもたちの姿に,その真面目さと安全への意識の高さが表れています。まさに,この姿勢こそが自分たちの身を守っているのです。
これからも厳しい暑さが続きます。
だからこそ,子どもたちが安全に,そして笑顔で過ごせる毎日をつくっていきたいと考えています。
危機管理を大切にしながらも,心弾む学校生活を守っていきます。
熱中症対策について 保護者宛て通知(PDF版)