11月19日(木)に今年度2回目の校外学習に行ってきました。
「甲州雨端硯本舗」では,手作業で作られている硯を見せていただいたり,作り方を教えていただいたりしました。
墨を磨ったり,自分たちが磨った墨で書いたり,ノミで硯を削ったりなど様々体験をしました。
普段使っている墨汁と色が違ったり,浮き出てくる順番が違ったりと驚きがたくさんありました。
ノミで削るのも力が必要で手作業の大変さに気が付いたようでした。
「なかとみ和紙の里」では,灯り漉きをしました。
大きく傾けないことや細かく揺すらないことに気をつけながら,和紙の原料を枠の中に広げていました。
葉っぱやカラフルな和紙,色付きの原料で思い思いに絵を描きました。とても楽しそうに取り組んでいました。
和紙の工場見学では,製造工程を実際に見せてくださいました。
手作業で1枚ずつ作る和紙を作るのは時間がかかり,とても大変であることに気が付きました。
今回の校外学習では,自分たちが住む山梨県の伝統を肌で感じることができました。
さらに,職人の思いにも触れることができたのではないかと思います。
貴重な学びの機会となりました。