*3月19日,第136回甲斐市立双葉東小学校卒業証書授与式を行いました。
多くの来賓を賜る中,保護者の皆様のあたたかい拍手に包まれて,本校自慢の6年生が学び舎を巣立っていきました。
*6年生の卒業アルバムには『永 六輔』さんの言葉を借りて次のように寄せました。
生きているということは,誰かに借りをつくること
生きてゆくということは,その借りを返してゆくこと
皆さんはこれまでに
どれくらいの借りをつくってきたのでしょうか。
お世話になった人は何人になるでしょうか。
父母にはじまり、
自分をとりあげて下さったお医者さん、看護婦さん
お祝いにかけつけてくれたおじいちゃん、おばあちゃん
近所のおじさん、おばさん
お米を作った人
魚をとってくれた人・・・・・・・・・・・・・
一万人? 百万人?
多くの人に支えられて
今 この時があることをいつも忘れないでください。
伝統ある双葉東小学校を
巣立っていく六年生のみなさん
これからも 何事にも 前向きに取り組む
そんな良さを失うことなく
しっかり自分と向き合った 生き方をしてください。
自分自身に恥じることのない 生き方をしてください。
そして何か迷うことがあった時には
自分自身を変えられる
険しい方の道を選べる
そんな生き方をしてください。
*そして卒業式校長式辞の締めくくりは次の通りです。
「別れ」というのは,どこかもの悲しいことなのですが,人間というのはいつか自分ひとりだけの力だけで生きていかなくてはなりません。
もちろんそれは,自分勝手に生きていくということではありません。
世の中の多くの人の中で,一人だけの力で生きていくということなのです。
ひとり立ちできる人間になるようお手伝いするのが,
私たち教師のつとめであり
ひとり立ちできるようになることが,
君たちに課せられたつとめです。
双葉東小学校のリーダーとしてすばらしい足跡を残したくれた皆さん。
これからは,みなさんを目標にして,
みなさんに負けないような学校づくりを双葉東小は目指します。
いつも大きな夢を持って生きていくことができるよう
お互いがんばりましょう。
最後に,卒業生の皆さん,
別れにあたりみなさんに願うことは,
抱えきれないほどの想い出つまった小学校での時間に負けない位の
そんな豊かな人生をこれからおくってください。
この6年間の日々が,いつの日か色あせて記憶のすみに追いやれる
そんな素晴らしい日々を過ごしてください。
これからも たくさんのよいもの,
美しいものに出逢えることを祈っています。
*自画自賛ではありますが,素晴らしい職員に見送られ,素晴らしい式が挙行されましたことを,ここにご報告いたします。