学校雑風景(校長だよりNo13)

*メリハリのある生活というのが好きです。

楽しむ時には楽しむけど,集中する時には集中するといったことが好きです。

以前一緒に勤めた先生の教室のクラス目標は「やるときゃぁ やる」といったものでした。

初めて見たときには,大いに笑い,大いに同感したものでした。

*担任時代には,折に触れて教室でそうしたことを子どもたちに語ってきました。

ですから大切なことを話す時には,無駄口が消えるまで絶対に話さないようにしていました。

根負け(?)しそうな時もありましたが,時間をかけても身につけさせたいことの一つだと思っていました。

*誤解のないように少しだけ釈明させてもらいますが,これは何も『教師が話すのだから聞けよ』などと言うおごったものではありません。前に立つのが教師であっても、友達であっても同じように振る舞えることを要求したものです。

『友だちを大切にする』『人を大切にする』それはまずその人の声に耳を傾けることから始まるのだと思っています。その人が話すことをきちんと聞いた上で反応してあげる,そんな関係を築かせたいものです。ですから「頂きます」の挨拶も,「さようなら」の挨拶もその前にはまず完全なる沈黙を求めたいものです。

そして挨拶を交わした後は,ぱぁっと解放されるような楽しさでにぎやかになる,そんなメリハリのあるクラスの生活にあこがれます。

 

 

6月29日()1年生と2年生の防犯教室を行いました。

この学習には,リズムオブラブ主宰で健康安全郷育アドバイザーの渡辺光美さんを講師としてお招きしました。渡辺さんは「やまなし大使」としても活躍されています。

私が,県庁勤めだったころに渡辺さんの研修を担当させてもらったことがあったのですが,そのバイタリティ溢れる内容に,いつか本校に講師として来ていただくことを考えていました。

防犯教室の大きなテーマは【かけがえのない大切な命を自分で守る心と体づくり】です。

元気いっぱいの1年生,2年生が身体全体を大きく使って自分の命を守ることを学習しました。