学校雑風景(校長だよりNo6)

*小学校の時,授業が休み時間に食い込む担任の先生がいました。

誠実で優しい先生であったのですが,その部分はあまり好きではありませんでした。

*休み時間は,子どもにとっても教師にとっても気持ちをリフレッシュする潤滑油のように思えます。私も担任時代はよく外で遊んだものでした。(遊んでもらっていました)

休み時間終了のチャイムは鳴りますが,子ども達には,自分で判断して時間を守るようお願いしました。  あわせて,教師には,授業時間を守るようお願いしました。

時間になったら特別なことがない限り授業はぴたっと終わりたいものです。

教師が時間を守ってこそ「君たちも時間を守って授業が始められるようにしてください。」と自信を持って指導できるのだと思います。

 

*中休み終わりの10:35,昼休み終わりの13:20。

休み時間始まりの校庭に出てくる時ほどの勢いはありませんが,教室に引き返す時,潔く駆け足(!)で戻る姿は良いものです。

 

*先日,ある子がA教諭に対して同等の言葉遣い(子ども風にいうと「タメ口」)をしていたので注意をしました。

優しいA教諭のことですからさして気にもとめない様子で受け流してくれていたようですが,端から見ているとあまりいいものではありませんでした。

校長には,いつも敬語をきちんと使っている子です。

悪い意味でその場その場で(相手によって)使い分けているような気がしました。

これは「教師だから敬意を払え」というものではありません。

その子が将来,人と上手く関わっている術を大人の一人である職員をモデルとして学んで欲しいという思いからです。

「親しき仲にも礼儀有り」教師も「タメ口」が親しみの表現と勘違いしてはいけないとお願いをしています。