一人一台端末と通信ネットワークを一体的に活用し、一人一人の学習活動を充実させることで、個別の学びと協働的な学びの一層の充実を図り、資質・能力の育成を図る取組が進んでいます。
これまでの教育実践の蓄積 × ICT = 学習活動の一層の充実 (主体的・対話的で深い学びの実現) という考え方です。
本校でも、これまでの情報教育(プログラミング教育、情報モラル教育、デジタル教科書の活用など)に加え、一人一台端末を意識し、資質能力の育成に効果的な活用と限られた時間を有効に使う観点での活用などの研修を重ねてきました。今月は3日間にわたり、専門家を招いて実践的な研修を行っています。各学級でも順次、授業内容や発達段階に合わせ活用を始めています。端末を使うことが目的化することなく、授業の目標を達成するために有効な場面で活用することが大事です。
3年生のある学級で行われた、「よってけしの見学を終えて、店の工夫を見つけよう。」という学習でタブレットを活用している場面を紹介します。 先日の見学で撮影したたくさんの写真を、一人一人が端末で確認し、自分の興味・関心があるものを選び、お店が工夫している点を考え(個別の学び)その意見を発表し合い学級のみんなと交流して考えを深めていく(協働的学び)学習です。