*先週は,市内の学校でインフルエンザ罹患による学年閉鎖・学級閉鎖があると聞きました。どちらも6年生だったと思います。1年365日,1日24時間は,いつ何時も変わらないのですが,この3月は特に密度の濃い日々を過ごしているような気がします。教職員も年度末年度始の3月,4月は多忙を極めます。
体調管理には,
お互い気を付けていきましょう。
*生徒指導に関しても年度末には十分な注意が必要となります。
つたない私の経験ですが,普段はしないような失敗を子供がしてしまうのもこの時期に多いような気がします。
例えば,教室のガラスを割ってしまう,危険な遊びをする,物を盗る,地域で迷惑行為をする・・・・・ネガティブなことを並べてしまうのですが職員にはもう一度手綱を締めようと申し合わせました。
「知らぬは大人だけ」となってしまわぬよう
お互い気を付けていきましょう。
*先日たまたま読んだ雑誌の内容です。
「子供のウソが減る絵本」 ~カナダの大学による実験~
①3~7歳の子供を一人ずつ部屋に呼び,「私が戻るまで,ここのおもちゃを覗かないでね」といって部屋を出て行く。ほとんどの子供はおもちゃを覗いてしまう。
②子供を4つのグループに分け,グループごとに違う絵本を読み聞かせる。
③子供におもちゃを覗いたかどうかを尋ねる。
絵本は次の通り。
A「ウサギとカメ」 B「おおかみ少年」 C「ピノキオ」 D「ジョージと桜の木」
BとCはウソをついてはいけないというお話。
Dは,お父さんの大事にしていた桜の木を切り倒してしまったジョージ少年が,それをお父さんに告白すると
「木を切り倒したことよりも,正直に言ってくれたことを褒められた」という物語。
Dの話を聞いた子供たちに「おもちゃを覗いた」と認める子が圧倒的に多い,という結果になった。
*保護者の皆さんならばこの話の真意はすぐに伝わることかと思います。
「いい芽を育てる」接し方,
お互い気を付けていきましょう。