修学旅行道中記 ⅩⅢ

旅行中,友達と一緒に食事をとるのは,この三州屋さんが最後です。

カツカレーをいただきました。

「美味しい」との前評判に違わぬ美味でした。しかも,おかわり自由だったので子供たちも職員もテンションも上がりました。

修学旅行、締めくくりの見学地は,第五福竜丸です。

 

この展示館には、木造のマグロ漁船「第五福竜丸」およびその付属品や関係資料を展示しています。「第五福竜丸」は、昭和29年(1954年)31日に太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験によって被害を受けました。  木造漁船での近海漁業は現在も行われていますが、当時はこのような木造船で遠くの海まで魚を求めて行ったのです。  

 「第五福竜丸」は、昭和22年(1947年)に和歌山県で建造され、初めはカツオ漁船として活躍し、後にマグロ漁船に改造され遠洋漁業に出ていました。水爆実験での被爆後は、練習船に改造されて東京水産大学で使われていましたが、昭和42年(1967年)に廃船になったものです。  東京都は、遠洋漁業に出ていた木造漁船を実物によって知っていただくとともに、原水爆による惨事がふたたび起こらないようにという願いをこめて、この展示館を建設しました。

 最後に,平和への願いを込めた千羽鶴を奉納させてもらいました。