支えられて(校長だより No33)

*朝の集団登校での風景です。

道路を横断する際に班長が旗をあげる。

車が停車したことを確認すると、副班長と協力して班員を渡らせる。

班員すべてが渡り終えると停車してくれたドライバーに向かって深々とお辞儀をする。

*11月6日(日)甲斐市一斉に防災訓練がありました。施設を提供する学校関係者代表ということで,教頭,主幹教諭とともに出席をしました。

今回は,情報伝達の確認と簡易トイレを実際に組み立ててみるというのが主な目的でした。

 

*自治会の出席者の中にかつての教え子のお父様がいらっしゃいました。

当時、本校に一緒に勤めた時期もあり,(訓練中ではありましたが・・・)懐かしい話をさせてもらいました。

懐かしい話とともに,今現在,集団登校で登校する双葉東小の子供がいかに素晴らしいかを教えてくれました。

 

*朝の集団登校での風景です。

道路を横断する際に班長が旗をあげる。

車が停車したことを確認すると、副班長と協力して班員を渡らせる。

班員すべてが渡り終えると停車してくれたドライバーに向かって深々とお辞儀をする。

その礼儀正しさに心打たれたということでした。

この素晴らしさを何かの機会に伝えたいとも仰っていました。拙文ではありますが,この校長だよりにてお伝えすることとしました。

 

*30代の頃,双葉東小の子供たちが登校する場面を目にしながら南アルプス市の学校に通勤していました。

当時の双葉東小の子は,信号の無いバス通りを横断する箇所もあったのですが,褒めてくださった話と同様,班長・副班長がリードして安全に下級生を横断させていました。渡り終えるとドアの窓を閉めていても聞こえるくらいの声で班員全員が揃ってお礼を言ってくれました。

教え子のお父様が感じたことと、全く同じ感動を覚えたものでした。

 

*さて当時,勤務する学校に近づいてくると勤務校の集団登校の姿も目にします。教師の私が言うのも何ですが,雲泥の差でした。勤務する学校では高学年を受け持つことが多かったので,この双葉東の朝の光景を良く子供たちに話したものでした。担任するクラスは班長・副班長を務める子が多かったからです。

何とか,こうした素晴らしさ(何よりも安全に思えました)を伝えたいと思いましたが,教えることはできても身につけさせることはできませんでした。

 

*あらためてこうした集団登校での立ち振る舞いの素晴らしさは双葉東小の良き伝統の1つであると思います。

勤務校での苦い経験を踏まえると,伝統はそう簡単には身につかないということもよくわかりました。

 

*もちろん,課題を抱えている登校班も少なくはありません。

 集合時刻を守らない子がいる  整列して歩けない  横断時に走る    等々。

これら以外でも,旗振り当番で立たれたときなど保護者の方が心配されるような場面もあろうかと思います。

保護者の方には,

『うちの子,よその子,ひがしの子』として遠慮無く御指導,声かけ等をしていただければと思います。

双葉東小の良き伝統は、保護者の方にも支えてもらっています。