校長だより(No10)

*コロナ禍の教育活動について,甲斐市内の学校16校は国・県・甲斐市のガイドラインに沿って進めています。現在,5月31日までは甲斐市の地域感染レベルは2相当とされていますので,「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」で定める地域感染レベル2に準じて授業等も行っています。

*ちなみに,昨年度アナウンスされたコロナ感染症予防対策である【新山梨方式】(陽性者が出たら原則,学級全員検査)は,実施されませんが,甲斐市としては,「陽性者が出たら,原則学級閉鎖」(曜日等によって閉鎖日の態様は様々)は,施行されています。

 

*教科によって受ける制限は様々ですが,音楽・体育は教科の特性からいっても,授業内容の制約は大きいものになります。市内校長会では,教育委員会と協議したり,中北保健所から御指導を受けたりする中で少しずつ学習の幅を広げていこうと考えています。また,熱中症予防対策のために運動や登下校時のマスク着用の在り方についても市教育委員会からの指示を受け,職員で確認をしました。次の内容は,校内で確認したこととなります。

 

○合唱,リコーダー・鍵盤ハーモニカの演奏について(「レベル2」の中での留意事項)

・「換気」は授業前に必ず準備を整え,授業全時間中行う。→これが重要

・マスクは合唱では全て着用,楽器は演奏時のみ外す。

・座奏か立奏は統一する。(高低差をつけないで)

・一つの活動は短時間(15分以内を目安)で行う。

・楽器の片付け(つばふき・歌口を外す等)は静かに行い,授業終了後必ず石けんで手洗いをする

・朝の会での歌も上記の点(マスク,換気,距離や同一方向等)を心懸けて行う。

・前後1mの距離を空け,対面にならないようにして演奏する。

(教室で行うときは一列おきに演奏する,楽器を演奏しない列の時はマスクを着ける等の工夫をする)

 

○運動や登下校時のマスクと熱中症への注意喚起

*熱中症予防を最優先とし必要に応じてマスク着脱の指示をする

 ・気温上昇時に体育など運動する際は,マスクを外し,近距離の会話は控えるよう指示する。

・身体的運動を伴う活動(特に体育)では,児童の体調を十分に確かめる。

・運動前,休み時間の前など,一口水を飲むよう指導する。(とても大切です)

・登下校時気温が高い場合は積極的にマスクを外し,友達との会話を控えるようクラスでも指導する。

 

*熱中症が心配される時期にあっては,登下校時,子供たちがマスクを外して歩いている姿を見かけることがあるかもしれませんが,これは学校での指導によるものです。お家の方からも一声かけくださると助かります。