2年3組で算数の研究授業を行いました。
「かけ算九九」についての研究授業でした。
問題1;「5人に2本ずつえんぴつをくばります。全部で何本でしょう?」
問題2;「2人に5本ずつえんぴつをくばります。全部で何本でしょう?」
この二つの問題を解いた後,それぞれの違いについて考えてみる学習でした。
かけ算の基本は,「元にする数×いくつ分は=答え」です。それぞれの問題を立式する際に,この基本式に当てはめて立ててみると,問題1の式は,1人あたり2本を5人分必要なので,2×5 です。しかし,問題2の式は,1人あたり5本を2人分必要なので,5×2 です。
勿論,どちらも答えは10本ですが,それぞれの意味が違います。このことを,子どもたちは図や絵に書き表して考えたりペアで意見を交流したりして,徐々に考えを深めていきました。
大勢の先生方が参観する中で,2年3組生の子どもたちは,担任の先生といっしょに,九九をすらすら言う練習をしたり,大きい声で問題を読んだり,式や図にかいて考えたりしながら,元気に楽しく学習していました。
- 授業前のウォーミングアップ
- 九九をすらすら言う練習です。
- さあ,勉強が始まるよ!
- お友達と考えを伝え合います。
- ICTを使って発表するよ!
- 学習のまとめ
- 研究会のようす