2学期も残すところあと1日。
長かった学期の終わりは,新年を迎える時でもあり,進級や進学に向けた準備の学期が迫っていることを告げているかのようです。
まっさらな気持ちで清々しい新年を迎えるためにも,こんな一年だったからこそ,素敵な「笑顔」で今学期と今年を締めくくりたいと思っていました。
~そんな今日の給食の時間~
なんだか,いつもと放送委員さんの様子が違います。
なんと!!サプライズゲストの「玉中しんちゃん」が登場してくれたのです。
その正体は,斉藤紳(しん)介会長と新(しん)海校長先生が急遽結成したコンビでした。
これから先もずっと歌い継がれるであろう山下達郎さんの名曲,クリスマスイブが生歌で披露され,給食の時間が笑顔で溢れました。
「サンタクロースは,いるのかいないのか。」
子どもの頃,級友と議論したことがありました。自分は会ったことがないから「いない」「信じられない」とは言えない(言いたくない)子どもでした。「いない」と言ってしまえば,それですべてが終わってしまうように思っていたからです。大人になったいまでも,サンタクロースがいると思っています。いまだに会ったことはありませんし,もう何年も枕元にプレゼントが置かれることはありませんが,それでもどこかに居て欲しいと願っている私がいます。
それは,この世の中のどこかにサンタクロースがいるかもしれないと想像するだけで,今日と明日の2日間がいつもより幸せな気分になれるように思うからです。近くの人,ちょっと離れた場所で暮らす人,色々な人のことを思ってプレゼントを考えたり,思いを馳せてみたり,それだけでも大きな意味があるように思っています。なぜなら,誰かを思うとき,人は必ず優しい気持ちになっているからです。
感染症の影響で重苦しい空気が垂れ込めている日々にも,家族で食卓を囲み,ケーキを分け合って食べる時間があっても良いのではないでしょうか。
玉幡中学校の放送室に周波数を合わせて下さい。素敵な歌声が聞こえてくれかもしれません。
素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
明日は,終業式です。今年と今学期をきちんと締めくくりたいと思います。