可愛いお客さんが来校してくれました

こんにちは。

雲の隙間から覗きだしたお日様の温もりで,昨日の雪が少しずつ解け始めています。

このまま週末まで,寒さが和らぐようで少し安心しました。

とはいえ,早朝の学校は冷え込みました。正門前には凍った雪が残り,見た目にも寒々とした様子。そこで,先生たちで声を掛け合って,生徒の皆さんが転倒などしないよう,登校前に雪かきを行いました。

その途中,ふと目をやると可愛い8人の来客が初雪と共に来てくれていました。

まるで,生徒玄関が開くのを待ちわびているかのようで,おもわずパチリ。

雪が降ると大人になってもわくわくした気持ちになります。真っ白に彩られたグラウンドは,色々なものを消し去ったかのような無駄のない美しさがあって,冷え込んだ空気と共に何か張り詰めたような独特の空気感を感じさせてくれるから私は好きです。

そして,今朝の出勤途中,たくさんの雪だるまを見かけました。地域の子どもたちがそれぞれの想いや願いを託すように作ったのでしょう。どの雪だるまもとっても優しい表情です。

北陸地方では災害級の大雪となり,いまなお救助を待っていらっしゃる方々がいます。かつての大雪で,山梨に暮らす私たちも自然の厳しさを感じたわけですが,昨日のように子どもたちの気持ちを温かくしてくれ,明るい気持ちにしてくれるような雪,こうした自然の不思議な力に励まされ,今朝は勇気をもらったように感じました。笑顔が少なくなった昨年でしたが,今年は,今年こそは,昨年よりたくさんの笑顔を学校というところで咲かせたいと思っています。きっとうまくいくからと,徐々に玉幡の街を白く染め上げていく昨日の粉雪に,後押しされたような気持になりました。

本校にお越し下さった可愛いお客様からも笑顔をもらった,今朝の玉幡中学校です。

 

少し遅くなりましたが,本年もよろしくお願い致します。