５年生☆リレーの練習から♬

　運動会本番まであと４日･･･。このところ、日中は暑い日が続きますね。

全校での練習、赤白の練習、学年の練習も、いよいよ大詰め。「･･･今日が最後の練習です」という場面も出てきました。

　今日５校時は、５年生の学年競技、リレーの練習をしていました。

いくつか心に残った光景がありました。いずれも、一度リレーで走った後、クラスで集合したあとの場面です。一つ目は、１組。西森先生を前に５－１の子たちが座ります。「･･･はい、目を閉じて」。子どもたちはスッと目を閉じます。静かな時間が流れはじめます。「･･･いま、100％の全力で走った火よ。手を挙げてみて」。何名か手が下がったままの子もいました。「そうだよね」「油断があったね」「少しの積み重ねが、勝負に出るんだよね」

大きな声ではなく、怒鳴ってもいない。でも、その言葉は子どもたちの胸にすっと入っていきます。子どもたちはその言葉に導かれて、どうだったかふり返り、次にはこうしようと決意しています。「よし、じゃ、やってみよう」と西森先生。パッと立ち上がり、明らかに違った雰囲気で練習が始まりました。

　５－２では、清水先生の話のあと、グループに分かれました。そのうち、グループの中で、意見交換が始まりました。「･･･最後まで負けないっていう気持ちを持ち続けたら、もっといいと思います」「バトンパスのとき、渋滞みたいに混雑していたから、そこを工夫するともっといいと思います」・・・5年生はもう、自分たちで課題を見つけ、意見を出し合い、より良いものにしていくということもできるんですね。きっと、５年生全体でも、普段からこういう活動をしているのでしょう。

　本番は一瞬です。でも、そこにたどり着くまでのこういう積み重ねが、人間的な成長へとつながっていくのだと感じました。今日も何枚か撮った写真をご覧下さい。