３月１９日（金）に、第３８回卒業証書授与式が行われました。臨時休校から始まった今年度。学校に子どもたちが戻ってきて通常運転が再開できた５月末からあっという間の９ヶ月。その間、授業時数を確保するために１学期は連日６校時。開催が危ぶまれたもののどうにか行えた陸上記録会。不安を抱えながらではあったものの最善の感染防止対策を取りながら、期間を変えてなんとか実施できた修学旅行等々異例ずくめの１年間でしたが、無事に６年生５６名が巣立っていきました。

感染対策を第一とした今年の卒業式。本当ならばたくさんの方々に祝福され、見送られる式にしたかったのですが、残念ながら来賓の参加は見送られ、在校生の参加は代表児童８名のみ。それでも、保護者の皆様の温かい拍手や、人数は少ないながらも在校生代表８名の送る言葉は力強く、卒業する６年生たちを祝福する温かい空気が、会場には満ちていました。また、主役である６年生たちの態度も実に立派で、小学校生活６年間のまさしく集大成といえる姿でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生の一つの区切りを迎えた卒業生５６名。４月からの新章に向けて、期待や不安が入り交じる複雑な気持ちでいることとでしょう。他校に進学し離れていく仲間もいますが、ともに卒業した仲間同士、竜王西小学校でつないだ絆を大切に、新たなステージでがんばっていってほしいと思いました。