1月9日(木)
3学期始業式を迎えました。
白い息を吐きながら急坂の参道を登る。行き交う人たちの表情はすがすがしく,希望に満ちている。“新年の顔”に出会うと元気のお裾分けをしてもらうようで,こちらも自然と笑顔になる。元旦,甲府市の金桜神社へ初詣に行った。参拝客の行列に並び,鈴を盛大に鳴らして手を合わせる。「よい1年になりますように」ただそれだけを願う。今年の干支(えと)はヘビ。見た目の少し怖いイメージとは裏腹に,神聖で縁起のよい生き物として古来,信仰の対象とされてきた。「脱皮するヘビは復活の象徴。昨年の能登半島地震から1年,その後の豪雨災害などでまだまだ苦しんでいる人たちがいる。今年は復活と再生の年に・・・」。みんな同じ思いだろう。新たな決意で再生の年を始めたい。今年の年始めは天候も穏やかで,静かにはじまった。しかし,韓国での航空機墜落事故や中国の地震など,災害や事故により命を失った方々もいる。当たり前のことが当たり前ではないこと,当たり前の日常生活が送れることへの感謝の気持ちをもつこと,そして,「命の大切さ」を改めて考え直し,素晴らしい年としたいと思います。インフルエンザなどの感染症にも注意をしながら頑張っていきましょう。今年もよろしくお願いいたします。