年度末 児童会活動は5年生へ引き継がれ・・・

2月から3月は、児童会活動を引っぱってきた現6年生から、4月より全校を引っぱっていく現5年生へバトンタッチが行われる時期です。本校でも、2月に新役員の任命式と、今年度の役員から来年度の役員への引き継ぎ式が、2月25日には6年生を送る会が、そして、3月第1週にはたてわり班の引き継ぎ式が行われました。

新役員任命式では、昨年11月末に行われた児童会役員選挙で当選した会長と副会長は校長先生から任命書をいただき、新児童会の議長、書記は、新会長から任命書を受け取りました。6年生を送る会が新児童会のデビュー戦。その成功に向けて、準備に熱心に取り組んでいる真っ最中の新役員たちだったので、その顔からはやる気がみなぎっていました。

 

新旧役員の引き継ぎ式では、全校児童の前で新旧役員が整列し、前会長が新役員たちと全校児童に向けて、また、新会長が旧役員たちと全校児童に向けてそれぞれメッセージを述べ、以前から児童会に伝わる「児童会の鍵」が新会長へ引き渡されました。旧役員たちは安堵の表情が、新役員たちからは、決意の表情が見られました。

新本部主催の6年生を送る会は、中休みに6年生を招待して、思い出をふり返るビデオタイムが行われ、入学からの懐かしい映像に、6年生のみんながほっこりしました。それに引き続き、3校時からは今年度、全校が一堂に会する最後の機会でもある6年生を送る会が行われました。6年生のパフォーマンス付きの入場から始まり、在校生の呼びかけや合唱。進行役である新役員によるゲームやクイズ大会。6年生からのお礼の出し物と合唱。そして、在校生からのプレゼント贈呈と、短時間でしたが在校生と6年生それぞれの相手への感謝の思いに溢れた、心温まる会でした。

今年度最後のたてわり活動は、赤組白組それぞれでたてわりの引き継ぎ式が行われ、各色リーダーやたてわり班長から下級生に向けてお礼の言葉や来年度に向けた応援の言葉が語られ、後を引き継ぐ5年生に班長の証であるビブスと班のプラカードが渡されました。ビブスを受け取った5年生は、早速それに袖を通し、プラカードを掲げて班員を先導。5年生主導によるたてわり遊びがそれぞれ行われ、今年度の全ての児童会活動が終了しました。

今年度は、コロナ禍の影響で、思うように活動ができなかった児童会活動ですが、それでも様々な工夫を行いながら、少ない回数を内容の濃さでカバーして、十二分な取り組みを行ったのではないかと思います。新児童会本部の子どもたちは、良い見本を見せてもらったことでしょう。4月からもコロナ禍の影響は続きますが、6年生を送る会で新児童会本部の潜在能力が高いことは折り紙付き。さらにすばらしい活動を行っていってくれるでしょう。6年生は、最高学年での経験を中学校での活動に生かしていってほしいと思います。