来年度の児童会役員を決める選挙が行われました

 

 

11月27日(金)に来年度の児童会本部役員を決めるための演説会と投開票が行われました。

選挙運動が始まったのは、11月17日。10日間の運動期間でしたが、立候補者を出す4年生と5年生の各学級では、それよりもずっと前から、立候補者選びや選挙運動の準備等が行われていました。選挙に投票するのは3年生以上の学年なので、選挙管理委員会も3年生以上で組織され、立候補者の受付や選挙ポスターの掲示、選挙運動の監視といった様々な活動に取り組みました。

 

 

 

 

 

 

選挙運動期間中、立候補者の子は、責任者の子と選挙運動員を数名連れて、休み時間に各教室を回って選挙公約を発表したり、立候補者の人柄を紹介したりと、一票の獲得のために、熱心に運動を展開しました。聞く側の子どもたちも真剣で、中には立候補者に質問したり、選挙公報をじっくり見ながら立候補者の話を聞いたりする子もいました。特に6年生は卒業するので立候補はもちろんしませんが、そのかわりに後を託すリーダーを選ぶという視点で熱心に聞き入っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、選挙当日。3校時に始まった立会演説会では、まず選挙管理委員長の話と校長先生のお話に続き、立候補者に3分、責任者に2分とそれぞれ演説時間が与えられ、体育館に集まった3年生以上の児童会会員に向けて、力強い演説が行われました。毎年そうなのですが、全校のリーダーになる!という意思を持った子たちがこんな学校にしたい!という思いを話す場なだけに、どの子の演説もすばらしいものです。責任者の子たちも児童会本部役員にはならないのですが、応援する立候補者のために後押しとなる演説を力一杯行い、こちらもとてもすばらしい。来年度の児童会長・副会長を選ぶのは難しいなあと感じる子どもたちの演説でした。

 

 

 

 

 

演説会が終わるとすぐに3年生から投票開始。選挙管理委員の監視の下、責任者立ち会いで投票が進められました。選挙が初めての3年生は、全てが初めてなので、投票までドキドキした様子でした。学年が上がるほど、選挙の意味が分かってくるため、落ち着いた雰囲気に。4校時終了までには投票は全て終了し、昼休みの開票作業へと続きます。

開票作業が終わり、集計が正確に行われたことを確認して、5校時はじめに校内放送で結果が発表され、会長1名・5年副会長2名・4年副会長1名の計4名が決まりました。立候補者を出したクラスでは、当選して喜ぶ子や反対にうれしくて涙を流す子。残念ながら落選してしまい悔しくて涙を流す子ややりきった満足感で安堵する子など様々な表情があったようです。当選落選の結果がついてくる選挙ですが、立候補した子どもたちは全て、来年の竜王西小児童会を背負って立つリーダーたちです。これからは選挙結果はノーサイド。立候補した8人でしっかりタッグを組んで、すばらしい竜王西小児童会を作っていってほしいと思います。