4年生が点字を教わりました。
点字は音標(おんぴょう)文字です。
6つの穴の配置で,字が表せるのです。
実際に器具を使って穴を開けてみました。
ずれないようセットしないと,しっかり読めません。
黒板のお手本を見ながら,確かめます。
これでいいのかな?
ちょっと不安になりながらも,
思い切って作業を続けています。
慎重に,慎重に。
クラスが静まる時間が長くありました。
皆真剣です。
目が見えない方にも読める本や新聞,
皆が楽しめる世界を想像しながら作業しました。
ちなみにこの日はクラス入れ替えで,
盲導犬のお話も聞かせていただきました。
盲導犬についてどれだけ知っている?
クイズをしてみました。
どんな犬でも盲導犬になれる訳ではないのですね。
訓練と犬の性格が関係するのだそうです。
白杖を持った方が助かること,
逆に困ること,そんなお話も伺いました。
どんな人も同じように生活できる,そんな世界。
実は,それは,自分たちで作っていきます。
この2つの体験が,児童に豊かな心を育み,
広い視野を持って考えられるきっかけになることを望みます。