6月4日(木)山梨日日新聞へ本校生徒の投稿が掲載されました2

6月2日に本校生徒の投稿が山梨日日新聞に掲載されました。2年生の松本絢斗君です。

体育の授業の際に、スポーツに関することについて自分との関わりというテーマで書いた文章です。野球を頑張っている松本君は、イチロー選手の引退会見について書きました。松本君の「僕も同じ野球をやっている人間として、結果よりも、まず何事も続けることの大切さを考えて、これから生きていきたい」という力強い決意に清々しさを感じました。自分の歩むべき道を言葉にして表現することは、自分の生き方を確認していくことにつながります。また同時に、松本君のこの投稿が、きっと多くの人に元気を与えてくれているだろうと思います。

やると決めたら繰り返し続ける  竜王北中2年 松本絢斗 (2020年6月2日付け)

◇2019年に、ぼくのあこがれていたイチロー選手が引退した。プレーは、テレビなどで毎日みていたけれど、その時にどんなことを思っていたのかを引退後に聞けて意外だと感じた。
◇引退会見で特に印象に残っている言葉は「自分がやると決めたことを信じてやっていく。それが正解とは限らない。間違ったことを続けてしまっていることもあったが、そうやって遠回りをすることでしか本当の自分に出会えないというか、そんな気がしている」というところだ。これだけの成績を残してきたから言えたことかもしれないけれど、繰り返し続けていくことが、なによりも大事であると感じた。
◇また、イチロー選手にとって「成功」という言葉は、とてもあいまいなものであると表現していた。日米通算4000本安打、オールスターMVPなど、他の人から見たら、うらやましいと思うぐらい成功しているけれど、それはあくまで他人の評価にすぎず、本当の成功とは、結果ではなく、それまでの過程を含めるからこそあるものではないかと感じた。僕も同じ野球をやっている人間として、結果よりも、まず何事も続けることの大切さを考えて、これから生きたいきたい。