今月,3年生の子どもたちは,社会科の学習として,地区探検に行きました。
「自分たちの住んでいる地域には,どのようなものや歴史などがあるだろう」という疑問を持ち,3回の探検を通して学びを深めました。
第1回目の地区探検は,志田地区でした。
特別講師の金子先生が,様々なことをわかりやすく教えてくれました。
最初に,旧双葉町マンホールの桜の意味や鎧塚稲荷神社の名前の由来について教えてもらいました。子どもたちは,一生懸命メモを取っていました。
移動の際は,交通ルールを守り,右側通行一列でしっかりと歩くことができました。
次は,あみくら家について教えてもらいました。
その大きさには,子どもたち全員がびっくりしていました。また,建物の外壁の模様がなにかの生き物に似ているかも教えてもらいました。
最後に,船形神社と公民館について教えてもらいました。
いつも何気なく遊ぶ場所になっていた船形神社でしたが,建てられた理由やその時代に起きていた出来事を知り,「もっといろいろなことが知りたい」と言う子どもが多数いました。
また,公民館が日本にどのくらいあるのかを教えてもらいました。
第2回目は,自性院に行きました。
自性院に向かう道の途中にある泣き石。
なぜ「泣き石」というのかを知りました。
自性院では,様々なものを見せてもらいました。地獄の絵や閻魔様,そして,国歌にも出てくるさざれ石などがありました。また,昔の甲州街道の歴史や命の大切さについてのお話を聞きました。
見渡しているときに,「鳥居って神社じゃないっけ?」「あの仏像には何の意味があるのだろう?」とつぶやく子どもがおり,興味・関心がさらに広がる様子がみられました。
第3回目は,岩森地区でした。
特別講師の開沼さんに,わかりやすく教えてもらいました。
岩森神社~岩森せぎ~牛小屋と母屋が同じ建物にある古い住居~JA梨北の向かいにあるポピー畑~重要文化財薬師堂を有する「光照寺」をまわってきました。
岩森神社や岩森せぎでは,500年前の岩森全体の様子について学びました。
昔と今が,どう違うのかを実際に感じることができました。
牛小屋と母屋が同じ建物にある古い住宅では,昔の人がどのように生活をしていたのか,牛は何が関係しているのかなどについて知ることができました。「牛と住んでいたなんて・・・」とびっくりしている子どもが多かったです。
そして,光照寺では,いつ,何のために建てられたのかについてを学びました。この日は,特別に年に1回しか開かない光照寺薬師堂の中も見学することができ,大変貴重な体験となりました。
地区探検での学びは,その都度,絵地図を使って振り返りをしました。
多くの学びをまとめることができました。
ぜひ,お家の方でも,どんなことを学んだか聞いてみてください。