総合的な学習は「命」を年間テーマにして学習をしています。
1学期は「食と命」のつながりについて調べたり栄養教諭から出前授業を受けたりして、一人ひとりが分かったことをタブレットでまとめて発表会をしました。
2学期は「福祉と命」のつながりについて、体験したり講義を受けたりしながら、たくさんのことを学んでいるところです。
まずは点字体験。
甲斐市福祉協議会に依頼し、「六点の会」ボランティアの方に来ていただきました。
点字の表す意味を教わった後、実際に道具を使って名刺作りをしました。
次は、ボッチャ体験。
甲斐市福祉協議会に依頼し、「山梨県ボッチャの会」の方に来ていただきました。
そのスポーツの起源や歴史、必要性などを教えてもらいました。その後、実際にボッチャのルール通りに試合をしました。ルールが覚えやすく、一人ひとりが活躍できるスポーツでした。
「これなら家で新聞紙を丸めてボールを作れば、おばあちゃんとできるかも」と言う子もいました。
「ボッチャの会」の方は、「もっと普及させたい。」とおっしゃっていました。
「
そして、介護体験。
山梨県福祉協議会に依頼し、そのスタッフの方に来ていただきました。
80歳以上の方を想像して作られた装具だそうです。3人グループで「介護役」「高齢者役」「観察役」の分担をしました。感染対策として、使い捨ての耳栓とビニル手袋もご用意してくださいました。
子どもたちは「うちのおばあちゃん、封筒を開けられないからぼくがはさみで切ってあげているけど、おばあちゃんの気持ちが分かったよ。」と言ったり、ふり返りシートに「レジでゆっくりお金を出している人がいても、あせらせないようにした方がいい。」などと書いたりして、体験を通じて何かを感じ取ったようでした。
今後も「命」を年間テーマとして、調べたり体験したりしながら自分の命と向き合っていきます。