篆刻(てんこく)体験

 4年生が篆刻(てんこく)体験をしました。

社会の学習で伝統工芸を学習していますが,

その体験としての学習です。

台にはななめにガッチリと固定します。

刃物の持ち方は,鉛筆と同じ。

黒板側に傾けながら掘っていきます。

それぞれ自分の名前の一字が与えられ,

下絵が描かれていたので,

これを掘り出します。

普通に線で掘るのとは違いました。

点で抑え上に持ち上げる,

この繰り返しです。

削りかすは歯ブラシで軽く払います。

強く払うと,字の下書きが消えてしまいますからね。

はみ出さないように,ずれないように,

皆真剣です。

講師の先生も,

机間巡視して確認をしてくださいました。

さあ,思いどおり道具を操れるようになりましたか?

掘った部分がしっかりと白く浮き出ているか

確認をしています。

慣れてきましたね。

全体的にだいぶ深く,輪郭がはっきりしてきました。

そろそろ仕上げの時間ですよ。

最後は講師の先生に仕上がりを

確認していただきました。

はんこを押すと,できました。

こんなにきれいに。

 

世界に一つだけのはんこ,

それぞれ御満悦で持ち帰りました。

講師のみなさん,ありがとうございました。