3年生が岩森の地区探検に出かけました。
岩森は500年前より川沿いに集まった地域だそうです。
最初に岩森諏訪神社にいきました。
神社のしきたりで二礼二拍手を教わり、
鳥居の端を通って上がりました。
2体の狛犬に見守られています。
ちなみにこちらは「あ」
こちらは「うん」
「あ・うんの呼吸」って聞いたことあります。
人々は石に願いを込め、鳥居の上に載せるそうです。
鳥居は人と神をつなぐものなのだそう。
東川は人々の生活に大切な物でした。
1枚の田に水を引くにはバケツ1万杯の水が必要になります。
ここには3枚の田があるのでバケツ3万杯!
水源を辿るため、上へ上へと登りました。
この場所で水を右と左に分けています。
どちらの地区も田に水を引きたいですよね。
これが水門です。水の量をここで調節します。
昔は牛を大切にしていました。
家屋の隣に牛小屋がありますね。
昔、昭和の初め頃までは、
田を耕すのに牛を使っていたのです。
ごはんを煮炊きするのには、「かまど」を使っていました。
近くにわら(牛小屋)があるので、
火事にならないように気をつけたそうです。
「火の用心!」「マッチ1本火事のもと」
なんて、順番に部落を回ったこともあるようです。
秋葉神社(火の神を祀っている)からの石を祀り、
火事にならないことを祈るそうです。
ちなみに岩森は200年間火事はないとのこと。
水源を辿るため、さらに上へ。
ありました。ここで水が湧いているのです。
小屋がその印。
そのまま富士見台という地区へ。
地区の方が植えたポピー畑。
ちょうど時期もよく満開でした。
思わずその中へ。
最後は「光照寺」へ。
ここは国の重要文化財である薬師堂があります。
武田勝頼が攻められた際、
いくつもの寺社が焼かれたそうですが、
この薬師堂は残ったのだそう。
岩森の史跡や歴史等をたくさん学ぶことができました。
学校応援団の講師の先生、どうもありがとうございました。