学校の概要

地域の概要

 「竜王」という地名は、釜無川の高岩付近から下流の地域の旧名称「竜王端」が由来であるとされる。かつては、旧竜王町竜王地区の一部地域のことをさしたものである。四百数十年前、武田信玄公が釜無川の氾濫による洪水の被害を防ぐため「信玄堤」を築堤し、水防及び堤防保護のためこの地に“竜王河原宿”つくった。赤坂台(竜王庁舎北方の丘陵地帯)に住んでいた人々をこの地に移り住まわせ、この宿名がもととなり「竜王村」が発達したものと考えられている。

 甲斐市竜王地区は、明治の初めまで竜王村・竜王新町・篠原村・万才村・富竹新田村・西八幡村・玉川村の7ヵ村に分れていた。明治8年この7ヵ村を「竜王村」と「玉幡村」に統合し、村制を実施した。さらに、昭和28年9月に施行された町村合併促進法により、両村の合併が進められ、昭和31年9月30日には「竜王町」が発足した。昭和30年旧敷島町の名取地区も加え面積12.87k㎡の町域面積となった。

 平成16(2004)年9月1日、平成の市町村合併の動きの中で、中巨摩郡竜王町・敷島町(S29町制施行)と北巨摩郡双葉町(S31町制施行)の旧3町が、県下で初めて郡市を越えた合併を実現し「甲斐市」が誕生し、市制を施行することとなった。現「甲斐市」は市域面積71.94k㎡、人口76000人余りの県下第2位の市となっている。 

学校経営方針

私たち教職員は、公教育に従事する者として、その使命を自覚し、保護者や地域住民の期待や信頼に応えるべく、一日一日を大切に全力で職務を遂行します。また、人間尊重の精神を基調として、生徒一人ひとりの個性を大切にし、規範意識を育み、平和で民主的な社会の形成者として必要な資質を備えた生徒の育成に努めます。
 急激な社会変化による予測困難な時代に、これからの教育は、生きて働く「知識及び技能」の習得、未知の状況に対応できる「思考力・判断力・表現力」の育成、学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養が育成すべき資質・能力となります。 基礎・基本の習得は勿論、生徒が自ら考え主体的に学習に向かい、課題を解決する力や個性を生かし多様な人々との協働を促す教育や思いやりの心など豊かな人間性を育成することが求められます。たくましく生き抜くベースとなる健康や体力の育成と合わせ、今日的教育課題を念頭に置き、創意と活力に満ちた教育活動を展開し、知・徳・体の調和のとれた生徒の育成に邁進します。

(1)校訓「自立創造」 ※創立30年記念事業(昭和63年)で制定

(2)学校教育目標

  ◎ 自ら学ぶ生徒

  ◎ さわやかで心豊かな生徒

  ◎ たくましく生きる生徒

(3)生徒の努力目標

  ○確かな学力は「生きる力」・・・授業へ真剣に取り組もう

  ○あいさつは「心の交流」・・・・さわやかな挨拶を交わそう

  ○継続は「力」なり・・・・・・・・・・・根気よく心身の鍛練に取り組もう

       ・自ら学ぶ授業にしよう   ・思いやりの心を育てよう

  ・学校や仲間のために働こう ・部活動を活発にしよう