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令和7年度双葉中学校 生徒数・学級数等 <令和7年4月7日現在>

生徒数 440名(1年生144名,2年生152名,3年生144名)

学級数 19学級(1年生5学級,2年生5学級,3年生4学級,特別支援学級5学級)


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本校は、1955年(昭和30年)3月に登美・塩崎両村が合併して双葉町となったことから、それまでの「塩崎村外1カ村中学校組合立塩崎登美中学校」から校名変更し、「双葉町立双葉中学校」として誕生し、今年度で71年目となります。その後、平成16年に、双葉町、竜王町、敷島町が合併し甲斐市となったため、「甲斐市立双葉中学校」となってからは22年目を迎えました

校訓「至誠」は、昭和56年から3年間文部省(当時)及び山梨県教育委員会から道徳教育研究校に指定されたことを機に定められました。「至誠」とは「何かのため善かれと純粋に思う心。まごころ」を意味します。昭和57年3月には校訓碑「至誠」と「至誠の鐘」が建立されました。それ以来、「至誠の鐘」を朝始業とともに鳴らし、全校生徒で一斉に鐘の音を聴き、落ち着いた雰囲気の中で1日をスタートしています。                         

 

 平成の時代には、県教育委員会指定「小中連携ふるさとやまなし道徳教育推進事業」(H19~21)、文部科学省指定「道徳教育実践研究事業」(H20~21)を受け、小学校及び地域との密接な連携を図った道徳教育の実践研究を行い、子どもたちの豊かな心の育成に取り組みました。                  

 

 令和の時代に入り、甲斐市教育委員会指定「小中連携教育推進事業」(H30~R1)、「ICT教育推進事業」(R4)の指定、「山梨県総合教育センター研究推進校」(R4・5)の委嘱を受け、小中連携、ICTの効果的活用、授業改善といった今日的な教育課題への実践研究を行い、今日に至っています。

 

 校訓に「至誠」を掲げて40有余年が経過した現在においても、「人に対し誠実であれ」、「まごころを尽くす人であれ」という至誠の精神は、本校における教育活動の心髄をなすものとして脈々と受け継がれています。また、こころの教育の一環として、生徒会が中心となり、下駄箱の靴を揃えることで自身の心を整え、学校の顔である玄関を美しくすることにより訪れる人を気持ちよく迎え入れる「日本一の下駄箱」の取組を継続して行っています。現在、その取組は甲斐市小中学校全体に広がり、ロッカーの整理整頓、あいさつ、清掃活動とともに、本校の生徒が誇るべき大切な伝統となっています。

 

 近年、学校運営協議会(コミュニティ・スクール)が組織され、「地域とともにある学校」を目標に、学校・地域・社会が協働・連携しながら教育活動に取り組んでいます。さらに、時代の変化等を踏まえ、男女共用制服を導入いたしました。           

 

 今年度の目指す学校像には「安全、安心で、一人一人の居場所がある学校」、「楽しい、行きたい、やりたい、がたくさんある学校」、「働きやすく、働きがいのある学校」、「地域といっしょに子どもを育てる学校」を掲げています。令和7年度から始まった第3次創甲斐教育の理念を踏まえ、本校の学校教育目標を実現すべく、授業をはじめとする様々な教育活動に、子どもを真ん中において、教職員は伴走者として教育的愛情をもって寄り添い、生徒、保護者、地域の方に信頼され安心感を与える学校を創っていきたいと思っています。

 

                                校長 加藤 忍