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令和6年度双葉中学校 生徒数・学級数等 <令和6年4月1日現在>  

生徒数 445名(1年生150名,2年生144名,3年生151名)
学級数 20学級(1年生5学級,2年生4学級,3年生5学級,特別支援学級6学級)


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 本校は、1955年(昭和30年)3月に登美・塩崎両村が合併して双葉町となったことから、それまでの「塩崎村外1カ村中学校組合立塩崎登美中学校」から校名変更し、「双葉町立双葉中学校」として誕生し、ちょうど今年度で70年目となります。その後、平成16年に、双葉町、竜王町、敷島町が合併し甲斐市となったため、「甲斐市立双葉中学校」となって21年目を迎えています。

 校訓「至誠」は、昭和56年から3年間文部省(当時)及び山梨県教育委員会から道徳教育研究校に指定されたことを機に定められました。「至誠」とは「何かのため善かれしと純粋に思う心。まごころ」を意味します。昭和57年3月には校訓碑「至誠」と「至誠の鐘」が建立されました。それ以来、「至誠の鐘」は毎朝、学校の始業とともに鳴らされ、落ち着いた雰囲気の中、一日がスタートしています。                         

 平成の時代には、県教育委員会指定「小中連携ふるさとやまなし道徳教育推進事業」(H19~21)、文部科学省指定「道徳教育実践研究事業」(H20~21)を受け、小学校及び地域との密接な連携を図った道徳教育の実践研究を行い、子どもたちの豊かな心の育成に取り組みました。                  

 令和の時代に入り、甲斐市教育委員会指定「小中連携教育推進事業」(H30~R1)、「ICT教育推進事業」(R4)の指定、「山梨県総合教育センター研究推進校」(R4・5)の委嘱を受け、小中連携、授業改善、ICTの効果的活用といった今日的な教育課題への実践研究を行い、今日に至っています。

 校訓に「至誠」を掲げて40有余年が経過した現在においても、「人に対し誠実であれ」、「まごころを尽くす人であれ」という至誠の精神は、本校における教育活動の心髄をなすものとして脈々と受け継がれています。また、こころの教育の一環として、20年来、生徒会が中心となり、下駄箱の靴を揃えることで自身の心を整え、学校の顔である玄関を美しくすることにより訪れる人を気持ちよく迎え入れる「日本一の下駄箱」の取組を行っています。現在、その取組は、ロッカーの整理整頓、あいさつ、清掃活動へと広がりを見せ、生徒が誇るべき大切な伝統となっています。

 今年度、本校は、甲斐市よりコミュニティ・スクールの指定を受け、「地域とともにある学校」としての一歩を踏み出すことになりました。また、時代の変化等を踏まえ、男女共用制服をこの4月から導入しました。こうした、新しい取組、そして雰囲気の中、学校がスタートをしています。           

 本年度の目指す学校像に「安全、安心で、一人一人の居場所がある学校」、「楽しい、行きたい、やりたい、がたくさんある学校」、「働きやすく、働きがいのある学校」、「地域といっしょに子どもを育てる学校」を掲げました。これらの理想像を実現すべく、授業を始めとした様々な教育活動を丁寧に行っていく中で、生徒、保護者、地域の方にとって、そして私たち職員自身に、信頼され、愛され、必要とされる学校を、全職員で力を合わせて創っていきたいと思っています。

                                     校長 輿石 信