ようこそ 双葉東小学校へ
甲斐市立双葉東小学校 校長 中 千博
南に霊峰富士,北に八ヶ岳,西に南アルプス連峰を仰ぎ,茅が岳の麓,竜地のため池の対岸に建つ本校は,明治5年の学制発布の翌年,団子新居の楯無せぎ配水場を校舎に当て,公立団新小学校として開校しました。明治12年10月12日には,現在の地に公立登美学校が新築開校されました。この日を学校創立記念日として,幾多の変遷を経て,現在創立130年を刻んでいます。
校名も,登美尋常小学校,登美尋常高等小学校,登美国民学校と変わり,戦後の教育制度改革により,登美小学校となり,六・三制の新教育の第一歩を踏み出しました。登美・塩崎2か村が合併し,双葉町となるに伴い,昭和30年に町立双葉東小学校となりました。
本校は,地域の文化の中心として,本校独自の伝統と美風に基づく素晴らしい校風を積み上げ,優れた教育実践の足跡を刻み続けてきました。
平成12年には現在の新校舎が竣工し,その後,屋内体育館改築及びプール改築が行われました。平成15年には普通教室・特別教室に空調設備を完備しました。翌,平成16年9月1日,旧竜王・敷島・双葉町が合併し,甲斐市が誕生するにともない,甲斐市立双葉東小学校となりました。また,平成20年12月1日から校庭全面拡張改修工事が始まり,平成21年4月から全面芝生化校庭に生まれ変わりました。さらに,12月,県下初の全普通教室に電子黒板が導入されました。
かつては養蚕・果樹等を中心とした農村地帯でありましたが,ここ20年以上前から,甲府市のベットタウンとして竜王・敷島地区から広がった住宅団地建設の流れの中で,人口が急増し児童数も増加傾向にあります。昭和60年には,全校児童が286名であったが,平成22年4月1日現在では,児童数631名,21学級(特別支援学級1を含む),教職員数34名の小学校中巨摩最大の規模を誇る学校となりました。そして,新住民の急増により,地域の小さな学校というより,都市型の大規模学校というイメージが強くなりました。しかし,保護者や地域の人々の教育への関心は高く,学校へも大変協力的です。PTA活動も盛んで,平成18年度には,優良PTA文部科学大臣賞を受賞いたしました。また,子ども達は一般的に,素直で大変明るく行動的です。
平成19年度から「心の教育を中核とした東小教育」を展開し,道徳教育の充実を図るとともに,保護者・教師・児童が一体となって挨拶・声かけ運動を推進しています。平成20・21年度文部科学省道徳教育実践研究事業,19・20・21年度県教育委員会指定による道徳教育の推進を図り大きな成果をあげました。今年度は「心の教育を中核とした双葉東小教育」の更なる推進をしていきます。そして,新学習指導要領実施1年前の年でもあり,このことに備えなければなりません。また,21年度3学期だけでしたが「電子黒板を活用した教育に関する調査研究事業」文部科学省指定校でした。その責任を果たす意味でも,子どもの思考力・表現力を高めるために有効活用を図る研究も,平成22年度甲斐市教育委員会指定「ICTを活用したわかりやすい授業推進事業」として,「心の教育を中核とした双葉東小教育」の中で取り組んでいきます。
教育的物的環境と人的環境が相俟って,22年度の双葉東小学校教育がますます充実・深化・進化することを確信しています。